
妊娠・出産をなんとか乗り切っても、今度は心がズタボロ。
数年おきに「次はどんな不調が来るのか」とビクビクしながら生きていました。
毎日イライラしたり鬱っぽくなったり。過去のことをぐるぐる考える“反省会”がやめられませんでした。
円形脱毛症との遭遇
ある日、椅子に座っていたら、横に立っていた夫に言われました。
「あれ?円形脱毛症になってる!!」
慌てて頭頂部をスマホで撮ってもらったら、そこにはポッカリ穴のような脱毛跡。
「なんか穴空いてる!!」と、自分でも衝撃を受けました。
しかもその年のお正月に占い師に「今年は頭の病気に気をつけて」と言われていたので、脳の病気を警戒していた矢先。
まさかの“毛がなくなる”パターンとは…。ショックと笑うしかない虚しさが同時に押し寄せました。
膠原病になりかけた体
数年後、今度は両膝の関節が痛くなり、歩くのもやっとの状態に。
病院で血液検査を受けると、医師からは「膠原病の疑いがあるから大きい病院で詳しく調べて」と言われました。
「このまま寝たきりになったらどうしよう…」と、またもや将来への不安が膨らみ、心身ともにギリギリでした。
突発性難聴で耳がシャットダウン
さらに数年後、片耳が突然聞こえにくくなり、診断は「突発性難聴」。
「このまま治らなかったら?」と、またもや恐怖と不安が押し寄せました。
ストレスまみれの日常
体調不良の連続パンチに加えて、日常生活そのものもストレスの温床でした。
- 上の子の幼稚園が始まり、送り迎えや行事で時間に縛られる
- ママ友との付き合いで「トラブル起こさないように」とビクビク
- 家計や将来に対する漠然とした不安
- 些細なことでイライラして子どもに当たる自分に自己嫌悪
- 夜は眠れず、朝はだるくて起きられない
気づけば「過去を悔やむ→未来を不安がる→現在にイライラする」という、三重苦のストレスループにどっぷりはまっていました。
体はガタガタ、心はメンタル迷子。
「更年期どころか、一生更年期か?」と自虐しながら、人生の出口を探していたのが当時の私です。