【柔術】初めて試合を観に行って、自分はまだ「お呼びでない」と思った

柔術の試合会場で、想像を超える強さに驚いた表情で試合を見つめる女性。青と黄色のマット上では選手が組み合い、観客席から初めての試合観戦に圧倒されている様子が描かれている。
青い柔術着を着て、左手を腰に当て、右手で親指を立てて笑顔を見せる女性のイラスト。ポジティブで元気な印象のプロフィール用イメージ
ゆめこ

同じジムの会員さんがたくさん出場するということで、

Asjjf Asian Open Jiu Jitsu Championship 2025を観に行った。

「試合に出るわけでもないし、応援だし」そんな軽い気持ちだった。

でも、会場に入ってしばらくしてから、「思ってたのと違うな…」という感覚が、じわじわ広がってきた。

会場に“オラオラ系”がいなかった

RIZINの会場とか、空手の試合会場を想像していたせいか、もっとピリピリした空気を勝手にイメージしていた。

でも実際は、オラオラ系がいない。威圧感も、殺気も、イキりもない。

柔道の試合会場みたいな、「上下関係がはっきりしている部活感」もない。

年齢や帯色に関係なく、みんな淡々としていて、静かに集中している。

変に気合を入れてる人もいなければ、声を張り上げて空気を支配しようとする人もいない。

会場全体が、「やることをやるだけ」という落ち着いた雰囲気だった。

最初は少し拍子抜けしたけれど、見ているうちに、

「ああ、柔術ってこういう競技なんだな」と腑に落ちてきた。

これはたまたまこのジムだけの雰囲気じゃなく、たぶん全国的、もしかしたら世界的にそうなんだろうな、

そんな気がした。

インターナショナルすぎて脳が追いつかない

主催しているのは ASJJF(アジアスポーツ柔術連盟)。その名の通り、スタッフさんはインターナショナル色がかなり強い。

英語のアナウンスは英語でちゃんと流れるので分かりやすい。

ただ、日本語のアナウンスをしている方が外国の方のこともあって、イントネーションが、普段聞き慣れている日本語と少し違うことがある。

意味は分かるのに、一瞬「ん?」と頭が引っかかる。

注意して聞いていないと、聞き間違えそうになる。

トーナメントの人数差がエグい

カテゴリーを見ていると、参加者が2〜3人のところもあれば、30人を超えているところもある。

人数が多いトーナメントは、優勝までに何試合もしなきゃいけない。

それってもう、体力オバケじゃないと無理じゃない?

「勝つ」以前に、「最後まで立っていられるか」の世界だ。

試合時間を見て、現実を知る

試合時間を見て、さらに現実を突きつけられた。

  • アダルト黒帯:10分
  • 茶帯:8分
  • 紫帯:7分
  • 青帯:5〜6分
  • 白帯:5分

マスターでも青帯以上は5〜6分。

正直、5分のスパーでもヒーヒー言ってる自分からすると、それ以上の時間は信じられない。

10分ってどういうこと??

強い人が、普通に負ける世界

「あんなに強い〇〇さんでも、1回戦で負けるんだ…」

会場で何度も、そんな場面を見た。

じゃあ、その人に勝った相手って、どんな強さ?で、その相手を2回戦で倒した人は?

驚きが、次の驚きを連れてくる。
強さの無限ループ。

柔術の層の厚さを、初めて実感した瞬間だった。

階級別も無差別も出る人たち

階級別トーナメントと、無差別トーナメント。両方に出場する人がいる。

しかも、両方優勝したりする。

もう、言葉が出ない。

自分がスパー3本で「今日はもう無理です…」ってなっている横で、何試合もこなして勝ち続ける人たち。

体力の次元が違う。

「試合出たら?」と言われていたけど

最近、「試合出たら?」と言われることが少し増えてきた。

でも、実際に試合を観てみて、改めて感じてしまった。

まだまだ、お呼びでない。

卑下でもなく、悲観でもなく、ただの事実として、そう思った。

モダン柔術に惹かれる自分への反省

インスタを開けば、かっこいいモダン柔術のテクニックが流れてくる。

正直、惹かれる。

基礎練習をすっ飛ばして、そっちをやりたくなる気持ちもある。

でも試合を観ていて、はっきり思った。やっぱり基礎がすべてだ。

遠回りでも、地味でも、結局そこに戻ってくる。

観るだけでも、柔術は続いていく

試合に出なくてもいい。まだ早くてもいい。

今回、試合を観に行って分かったのは、自分の立ち位置だった。

出ないからこそ見えたものがある。観たからこそ、腑に落ちたことがある。

柔術は、マットの上に立つだけが関わり方じゃない。

観るだけでも、考えるだけでも、ちゃんと続いている。今の自分には、今の距離感でいい。

無理はしない。絶対に(笑)

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この記事を書いた人

ストライプゆめこ

アラフォー主婦。お酒が大好きで、これまでストレス解消法といえば晩酌一択。妊娠・出産で体も心もボロボロになりながらも、なぜかブラジリアン柔術にハマってしまいました。
格闘技未経験でも「楽しい!続けたい!」と思える柔術ライフを、リアルな体験談と一緒に発信しています。更年期に負けないカラダ作り&メンタルケアの記録です。