【柔術】デモを見た瞬間に忘れる脳みそをどうにかしたい

柔術ジムのマットの上で、青い道着と白帯を着た女性が焦った表情で頭を押さえ、「?」を浮かべて技を思い出そうとしている様子。背景には技をデモする男性が立っている。
青い柔術着を着て、左手を腰に当て、右手で親指を立てて笑顔を見せる女性のイラスト。ポジティブで元気な印象のプロフィール用イメージ
ゆめこ

柔術の技って、見てるときは「なるほど〜!」って思うのに、 

実際にやろうとした瞬間、脳みそが真っ白になって全部消える問題。 

先生が丁寧に説明してくれたあの技はどこへ行ったのか。 

脳内のどこに保存されていたのか。そもそも保存されていたのか。 

今日は、毎回直面する “デモと同時に記憶が消える問題”についての嘆きです。

先生の「やってみましょう!」の声と同時に消える記憶

デモ中はちゃんと理解してる気がするんです。

「はいはい、こうして、足をこうして…よしイケる」と。 

でも自分の番になると—— 

デモの部分だけキレイに記憶が消えてる!!! 

さっき見てたあの技の記憶だけ跡形もない。 

本当に同じ時間を共有していたのか不安になる。

とりあえず相手と目が合う 

技を忘れたまま、相手の前に立つあの沈黙。

相手:「どうぞ」 
私:「……………?」 

いやほんとに何も覚えてない。最初の体勢すら思い出せない。 

とりあえず裾を掴んでみると、

「そこじゃなくて…こっちを」 と優しく言われる。 

やっぱり? なんか違うと思ってた。

セコンドの「さっきのやつ!」が一番焦る

スパー中、先生が横から

「さっきやったやつ!右足!」とアドバイスをくれることがあるけど… 

「さっきやったやつ???」 
「右足ってどこ???」 

もう脳がパニック。 

右足を探してるのに、左手が動く。 
体と意識がバラバラの方向を向いてしまう40代。

若者の吸収力がチート

同じデモを見ていたはずの若者が、

「こういうことですよね?」 とサッとやる。 

え、嘘でしょ? 
教わったの、同じ技だよね? 

こっちはまだ動きの手順すらあやしいのに、若者はもう応用編に行ってる。

でも忘れても、また覚える日が来る

ここが柔術の不思議なところで、

忘れたまま何度も繰り返しているうちに、 

ある日突然、

「あ、できた」

という瞬間が来る。 

記憶力では勝てないけど、しつこさならまだ勝負できる。

40代は、意外とあきらめが悪い。 

青い柔術着を着て、左手を腰に当て、右手で親指を立てて笑顔を見せる女性のイラスト。ポジティブで元気な印象のプロフィール用イメージ
ゆめこ

技は忘れる。
デモも忘れる。 
左右も反転する。 

でも、 体はちょっとずつ覚えていく。 

焦らなくてもいい。 忘れても大丈夫。 

何度でも繰り返せば、いつかちゃんと「できる日」が来るから。 

柔術は、記憶力じゃなくて、しつこさで上達するスポーツだと思う。 

今日もまた、忘れて、笑って、ちょっとだけ成長したはず。

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この記事を書いた人

ストライプゆめこ

アラフォー主婦。お酒が大好きで、これまでストレス解消法といえば晩酌一択。妊娠・出産で体も心もボロボロになりながらも、なぜかブラジリアン柔術にハマってしまいました。
格闘技未経験でも「楽しい!続けたい!」と思える柔術ライフを、リアルな体験談と一緒に発信しています。更年期に負けないカラダ作り&メンタルケアの記録です。